CIVIL CASE / PARTY EXAMINATION
本人尋問調書
原告X
PARTY EXAMINATION TRANSCRIPT / JULY 1, 2026
本人調書・別紙反訳書
全62頁
本人調書 1 / 62
裁判所書記官
本 人 調 書
(この調書は、第1回口頭弁論調書と一体となるものである。)
事 件 の 表 示 令和7年(ワ)第493号
期 日 令和8年7月1日午前10時00分
氏 名 原告X
宣誓その他の状況 裁判長は、宣誓の趣旨を説明し、本人が虚偽の陳
述をした場合の制裁を告げ、別紙宣誓書を読み上
げさせてその誓いをさせた。
陳 述 の 要 領
別紙反訳書のとおり
以 上
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宣 誓
良心に従って、ほんとうのことを
申します。
知っていることをかくしたり、
無いことを申したりなど、
決していたしません。
以上のとおり誓います。
氏名原告X
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原告代理人
甲第136号証を示す
これは陳述書とあるものですけども、あなたがまとめて、私と一緒に相談を
して、最終的に確認したものですね。
はい。
一番末尾のところ、28ページの署名のところを示します。これは、あなた
の署名と印鑑でいいですか。
はい、間違いございません。
このとおり内容を確認をして、押してもらったということでいいですね。
はい。
この裁判では、ほかにもあなたの作成名義で書類が出てるんですけれども、
それも、あなたのほうで作成をして提出してるというものでいいですか。
はい。
まず、あなたの経歴等について確認していきます。あなたは、岡山大学の大
学院を卒業して、被告の名古屋記念病院の放射線部に入職したということで
よかったですか。
はい。
入ったのが、平成24年4月ということでしたね。
はい。
最初は、放射線部でどのような業務を担当されていましたか。
入職当初は、一般撮影という普通のレントゲンや、ポータブル撮影と
いう機械を病棟に持ち込んでの撮影、この2種類が主な業務でした。
24年7月からは、CTに関する業務を担当されたということでしたね。
はい。24年7月から待機勤務が始まりましたので、その際にはCT
の研修を1か月前から初めて、単純CTは撮れるようにという形で研
修をして、待機勤務を始めました。
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25年1月からは、宿日直勤務もあるようになったと。そういうことでした
かね。
はい。平成25年1月から宿日直勤務を行い、その際には、CTのほ
うは標準的な造影検査は行えるように対応していました。
そして、平成25年7月からは、どういう業務になったということなんです
か。
平成25年7月からは、日勤帯のCTを1人で任されるようになりま
した。
その1人で任されるというのは、どういうふうに用語でいうんですか。
用語でいうとCT専従者という形にはなりますが、その際には、CT
専従者ではなくて、書類上はまだ、病院関係者HがCT専従者に登録
されていると聞いていました。
午前中にもあったんですが、専従者だと、ほかの業務をやっていけないとい
うことだったんですが、平成25年7月から、あなたの担当されたCT業務
というのは、実際はどういうことだったんですか。
CT専従者業務と同じです。
あなた自身の業務は、正に専従者としての要件が当てはまるような形で働い
てたと。そういうことですか。
そうですね。私が25年7月からは、勤務の8割以上CTを担当して
おりました。
そのときに、どういう指示を受けていたということだったんですか。
25年7月から、1人で担当するようになったのですが、その際には、
病院関係者Aから、病院関係者Hが現在行政にCT専従者として届出
されているから、病院関係者HがCTを撮ったように見せるために、
名前を書き換えて、私が実施したものも、私と病院関係者Hが一緒に
やったように名前を書き換えなさいという指示がありました。
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Hさんがやっていたように名前を書き換えて、実際は原告Xが専従者のよ
うな形で仕事をしていたと。そういうことですかね。
そうですね。その指示に対して、まずいんじゃないですかと聞き返し
ましたが、「この部署で誰が一番偉いと思っとるんだ。黙って言うこ
とを聞け。」と言われ、私は渋々名前の書き換えが、もちろんそれは
不正請求になるとは思っていましたが、従いました。
不正請求になると思いながらやっていたことで、そのときはどんな気持ちで
したか。
とても嫌な気持ちでした。家庭でも、たとえ指示があっても、犯罪に
関わるようなことはするなと育てられたので、非常に葛藤がありまし
た。
その後、平成26年2月からは、どういうふうになりましたか。
平成26年2月ですか。
はい。その専従の扱いは、どうなったんですか。
書面上は、平成26年2月から、私が行政に専従の届出がされていま
すが、それを知ったのは平成26年4月で、平成26年4月に初めて
病院関係者Aから、今月から名実ともにおまえが専従業務従事者だか
らなというふうに聞きました。なので、自分の名前を使っていいぞと
いうふうに指示を受けました。
先ほど、病院関係者Aの話が出ましたので、そのAさんからどんな指導を受
けたかについて聞いていきます。あなたが覚えてるところで、病院関係者か
ら指導の仕方、特に問題があるというふうに思っていた指導の仕方は、どん
なことがあったか教えてください。
病院関係者Aは日常的に、「馬鹿か、おまえは。」、「あほ。」、
「たわけ。」などといった発言、暴言が頻繁にあり、ほかにも、少し
理由を述べようとすると、「あぁん?」と巻き舌で威嚇するような態
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度をしたりしていました。
それは、いつ頃からそういうような言い方をしていましたか。
私が入職した平成24年のときは、ミスがまだ少なかったので、平成
24年のときは、8月頃にミスをした1回、直接指導を受けただけだ
ったので、そのときも既に「あぁん?」という指導はありました。ミ
スが増え出したCT専従者としての25年7月以降に、馬鹿、あほ、
たわけといった発言とかをよく聞くようになりました。そういった発
言自体は、先輩方の話を聞くと、病院関係者CやHの話ですと、私の
入職する前から元々ずっとあったそうです。
ほかに、その言い方だけではなくて、指導の時間とかそういうことに関して、
何か感じたこと、問題だと思ったことがあったら教えてください。
私の場合、指導の時間は大体30分から40分、起立させたまま、周
囲の開けた放射線部のソファーの所で行われていました。ほかの人も、
大体同じソファーの所で行われていました。病院関係者Cの証言にも
あるとおり、病院関係者Cの指導はもっと長く、2時間半とかに及ぶ
場合もあったと聞いています。
それは、病院関係者Cから聞いた話ということですか。
はい。
朝の会議で、何かされたということもありましたか。
はい。朝の会議では、部署の人に、朝会議でミスがあったことを報告
するとともに、部署の信頼を傷付け、皆さまに御迷惑をお掛けして申
し訳ございませんでしたという謝罪を求められていました。
そういうことで、あなたはどういうふうに思っていましたか。
見せ物にされているような気分にもなりましたし、そこまで公にする
必要があるのかなというふうにも感じていました。
それから、Aさん以外でなくて、あなたの言う病院関係者という方からも、
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何か言われたことはありましたか。
はい。病院関係者は、威嚇や暴言ということはなかったのですが、
病院関係者失格だなとか、おまえの価値観は普通の価値観と違う。感
覚がずれている、鈍いなどといった発言はありました。
そういうことがあなたはあったというふうに言っていますが、今日の午前中
のW氏の御証言によると、そういうパワハラの訴えとして、あなたのほ
うからも出ていないし、ほかの職員からも出てないというお話がありました。
それに関して、あなたのこうじゃないかというふうな経験から基づく認識と
いうのは、どういうものですか。
パワハラなどを報告する相談する部署、医療安全管理部というのがあ
るんですけれども、そこに相談する前に、必ず病院関係者Aに、どう
いう相談内容で相談するのか通してから相談しろという指示を受けて
いたため、パワハラしている本人に、パワハラが問題で病院に問題と
して上げますというようなことは言えなかったので、誰も言ってない
のだと思います。
それは、誰に言われたということですか。
病院関係者Aから、俺を通してから病院に相談しろというふうに言わ
れていました。
病院関係者Aというのは、当時のどういう立場だったということですか。
上司の上司に当たります。
技師長ということでいいですかね。
はい。
次に、ちょっと話変わりますけれども、CT業務の大変さについて、あなた
の訴えることについて教えてください。陳述書によると、毎月1,902件
ないし2,136件あって、64列CTでは1,461件ないし1,681
件の件数があるんだというようなことが書かれていますけども、この数字は、
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どのような形で調べましたか。
まず、総件数は部署内の目標、甲第8号証にあるように、毎月の目標
件数に書かれているのをそのまま使っています。千六百何件というほ
うについては、甲第10号証から甲第16号証の実際のCTの件数を
参考に、まず16列CTと64列CTの使用した割合を求めて、大体
78パーセントを64列CTで撮影してるので、計算しやすいように、
おおざっぱに75パーセントとして0.75を掛けて1,600件ぐ
らいというふうに計算で出しています。
その割合で、64列CTのほうが件数があったと。そういうことですね。
はい。
あなたの担当してたのも、64列CTのほうですよね。
はい。
全国平均との比較ということで、あなたのほうで説明もされてますけども、
その全国平均の2.6倍ないし3.0倍というのは、どのような資料や統計
に基づいているんですか。
平成26年の政府統計に基づいています。政府統計では、病床規模を
平均化したほうが四百四十数件だったと思うんですが、病床規模をそ
ろえた数値も出ておりまして、そちらでは556件が400床規模の
病院の平均値となっております。なので、その556件に比べて1,
600件は、約3倍あるという計算になります。
実際にあなたが平日の昼間に担当されていて、そういう件数をこなしていく
のに、どういう実感を持たれていたんでしょうか。
実感としましては、トイレに行く暇もないような検査の密度でした。
病院関係者Hも、外線電話をかける余裕がないというふうに証言にあ
りますとおり、非常に過密な業務でした。
CTの業務って、1時間当たりに何件予約を入れるということになってるん
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でしょうか。
通常の予約枠は、1時間に6件になります。
それは、原告の勤めていた病院ではということですか。
そうですね。私が勤めていた病院では6件ということで、一般的には、
10分か15分の病院が多いと聞いておりました。
すると、6件とか4件とか、そういうことなんですかね。
そうですね。
実際の担当していた件数というのは、1時間当たりどういう件数だったかと
いうのは分かりますか。
10件から12件程度はやっていたと記憶しています。
予約が6件なのに、なぜその十何件ということが起こるんでしょうか。
救急外来からの緊急検査ももちろんですが、一般の消化器内科や内科
などからも、当日の緊急検査という形で、急きょオーダーが入る場合
があるからです。
件数目標というのがあるようなんですけども、この件数目標というのは、何
のためにあるという認識でしたか。
病院の売上げのためにあるという認識でした。
なぜ、売上げのために、そういう件数が設けられてるということになります
か。
病院の経営に重要なのは外来の検査件数ももちろんですが、入院の病
床稼働率も重要になってきます。その際に、入院させるには、事前に
CTを撮って病気を確定させておかないと、DPC管理加算というの
がありますので、病名が確定しないと点数が取れないので。そのため
にCTを、入院させるために、前提としてCTが必要だったという認
識でいます。
ただCTの件数というのは、原告Xのような技師では件数増やすとかはで
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きないですよね。
はい。
午前中に裁判官も聞かれてたように、指示をするのは、お医者さんというこ
とになりますよね。
はい。指示を出すのは医者になるので、医者の方が気兼ねなく緊急検
査をオーダーできるように、隙間を作れるように効率よく検査を回し
て、気負いなく緊急検査がオーダーできる環境を整えるようにという
指示を、常に受けていました。
原告Xとしては、具体的にどういう心掛けをしてるということなんですか。
目標としては、1件5分。単純造影検査は10分、ダイナミック検査
は15分という目標時間を設定して処理していました。
一件一件を効率よくできるようにということを気にしながらやってたと。そ
ういうことですかね。
はい。効率を上げるために、例えば当院では、患者に検査着を渡さず
に、更衣を省略してズボンを下げるだけでバスタオルを上に掛けるだ
けですとか、ブーツのような患者さんは、ブーツを脱がさずにシート
を掛けて、そのまま上がってもらったりとか、あらゆる時間を短縮し
て検査効率を上げていました。
それから、原告Xについては、そういうCTの業務以外に、研修とか資格
を取得とか、そういうようなことも言われていたんでしょうか。
はい。平成27年の評価期間当時は、CTCコロノグラフィー大腸の
CT検査の3Dの処理と読影補助についての研修をするようにという
指示を受けていたのと、医学物理士という認定資格の取得を目指すよ
うに指示を受けていたのと、あとは患者被ばく線量の見直しについて
も指示を受けていました。
そういう指示を受けて、具体的には、何か勉強をするとか、そういう時間が
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必要だということになりますか。
はい。CTCに関しては、実際に3D処理をするのは日勤帯ではでき
ないので、画像処理の残業のない日に残業代を付けずに処理をして、
読影補助の勉強をするというような形や、当直中の空き時間に処理を
して勉強するというような形になります。医学物理士のほうについて
は、自宅に帰ってからの勉強になります。
そうすると、勤務時間に表れてない、そういう資格取得とかスキルを習得す
るような時間も使っていたと。そういうことになりますかね。
タイムカードの打刻前にCTCの読影とかをやっていたので、タイム
カードの打刻時刻を採用するのであれば、残業代には含まれてません
が、勤務時間には入ると思っています。ただ、当直中の空き時間にや
っていたCTCの勉強等については、どこにも記録がないので、勤務
時間に反映されてないと思います。
次に、あなたの労働時間について聞いていきます。待機時間という時間があ
ると思うんですが、それは要するに、病院には出勤しないけれど、呼び出さ
れたら行かなきゃいけないと。そういうものですね。
はい。
実際に、どういう制限というのがあったんでしょうか。
口頭で言われていたのは、飲酒の禁止と、30分以内の現着です。
午前中のW氏は、特にそこの縛りはないし、30分以内というのは一応
目安みたいなことだと言ってましたけども、原告Xは、どういう認識でい
ましたか。
必ず30分以内に来るようにという認識でいました。
飲酒については、どうですか。
絶対にしてはいけないものだという認識でいました。
原告X自身は、待機時間のある日は、どう過ごされていましたか。
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家で普通に食事を取ったり、お風呂に入ったりはできましたが、常に
携帯電話を手放せないので、お風呂場の脱衣場まで携帯電話を持って
いってとか、トイレの中でも携帯電話を持っていってという状態で、
留守番電話になると、何ですぐ出ないんだって怒られたこともあるの
で、非常に緊張感のある状態でした。
待機勤務として待機してるときに呼出しがあるのは、体感で結構ですが、ど
のような頻度だというふうに感じていましたか。
平成27年当時は、まだ消化器内科が頻繁に急性すい炎のオーダーを
入れていたので、そのときは大体6割から7割ぐらいですが、人によ
って運の善しあしがあるので、呼ばれるのが多い人少ない人はあった
と思います。
原告Xは、放射線技師ですよね。CTの担当ということでしたね。
はい。
そうすると、呼び出されるのは、そのCTの撮影が必要なときに呼び出され
ると。そういうことですかね。
いえ。呼出し理由は、脳梗塞によるMRI検査の確認ですとか撮影。
あるいは、心筋梗塞によるカテーテル検査の検査補助。あるいは、先
ほど申し上げた急性すい炎による透視検査などの人命に関わる緊急性
の高いものに呼ばれるという形で、そのほか評価期間中に呼ばれた例
としては、緊急の心臓CT、これはCTの専従者じゃないと撮影がで
きないので、緊急の心臓CTで1度呼ばれているのと、もう一件ある
のは、比較的新人が当直者だった頃に、小児の造影検査で、非常に小
児の造影は気を遣うものなので、それで呼ばれたことがあります。
そうすると、待機の場合は、CTに限らず、放射線に関係することについて
は呼ばれるということになりますかね。
はい。
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それから、今言われた緊急のそういう疾患なんですけども、どうしても必要
な、あるいは人命に関わるようなことが呼ばれることがあると、そういうこ
とですかね。
そうですね。
そうすると、そういう待機してるときのほうが緊急のことがあるかもしれな
いということは、より意識しなきゃいけないみたいな状態になりますか。
そうですね。先ほども申し上げたとおり、電話が留守番電話に切り替
わったりするだけでも怒られたので、眠りも浅く、非常に寝付きも悪
い。睡眠を取ったのか取ってないのかみたいな感じになるようなこと
も多かったです。
それは、待機勤務のことですね。次、宿日直のことについて聞いていきます。
宿日直というのは、病院にいて実際そういう必要があれば業務に従事すると。
そういうやり方ですね。そういう場合。
はい。
これは、業務がないときは睡眠を取ってもいいと。そういうようなものです
か。
はい。業務のないときは特に制限なく、病院内であれば移動は可能で、
睡眠も自由に取っていいという形にはなっています。
実際に、そんなに仕事がないのかあるのかということでいくと、実感として
はどういう頻度で、宿日直のときは仕事があるという感覚でおられましたか。
17時半から翌朝8時半までの15時間の間で、大体30件検査が入
るような状態で、日直宿直の場合は、日曜日の朝8時半から翌8時半
までの24時間で、大体50件から70件の検査を行っていました。
時間帯としては、大体1時間に3件か4件ぐらい日中はやって、深夜
0時になると落ち着き始めるので、深夜0時以降は1時間に1件程度
というような頻度で、検査を行っています。
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午前中、W氏は、病院に来られる方が実感としては20件ぐらいだって
言っているので、ちょっと感覚的に差があるように思いますけど、その点に
ついてはどう思いますか。
病院に来る方が20名でも、1人の方でレントゲンとCTのオーダー
が入ることはよくあることなので、レントゲンを撮って、もう一回C
Tを撮りに戻ってくることがあるので、1人で2件ということは普通
に起こり得ることなので、患者さんが20名であっても検査件数が3
0件というのは、矛盾がないと思います。
そういう頻度で検査があるとして、実際に宿日直のときには、ゆっくり休む
時間が取れるときもあるという感覚なのか、その辺の仮眠が取れるとかどう
かということに関しては、どういう認識ですか。
仮眠はほとんど取ることができず、深夜0時になってからも、40分
から1時間に1回は呼ばれるような状態で、運がよくて3時間、4時
間まとめて寝られるかという程度で、普通は1時間に1回は呼ばれる
といった感覚でした。
次に、連続勤務についてお尋ねします。平成27年の1月5日から1月17
日まで、13日連続勤務というのがあったというのを主張してますけども、
分かりますかね。
はい。
その中で午前中も指摘されていましたけども、1月11日から12日にかけ
ての仕事の実態ということが指摘されていましたけども、それはどういうこ
とか説明できますか。
はい。1月11日から12日は、日曜日の宿日直でして、朝8時半か
ら翌8時半までの勤務という形になっております。その間にかなりの
件数を撮影しておりまして、実労働時間でいうと11時間10分を、
24時間中働いています。
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その後が、丸一日が休みじゃないかというような御指摘があったと思うんで
すけども、それについてどう思いますか。
インターバルは、確かに24時間程度はあるとは思うんですけれども、
労働基準法35条に定める休日とは、暦上労務の義務がない日のこと
を指すのであって、12日は実際に当直勤務の後半をやっており、1
3日は日勤なので、暦上の休日とは言えず、勤務であると考えていま
す。
働いた実感としてはどうですか。
その日の当直も特に普段と変わらず、1時間に1件程度深夜にも呼ば
れていたので、本当に寝る暇もなく、非常に疲れていたと思います。
そうすると、インターバルがちょっと空いてるじゃないかということだけど
も、労働基準法にいうのと同じように、休日と数えられては、実感としても
合わないというふうに聞いていいですかね。
そうですね、はい。休日としてカウントされるのはどうかなと思いま
すし、その当直明けに関しても、有給を使って当直明けをしているの
で、実際に病院としては、その日は日勤という扱いです。ただ、日曜
当直の人は有休を使うようにという運用にはなっていました。
次に、病院関係者のBさんが休職してからの業務に関して聞きます。病院関
係者のBさんという方が、平成27年の1月19日から3月31日までお休
みになって、そのときの業務が大変だったということを主張されていますよ
ね。
はい。
その間も、原告Xは64列CTの担当はされていたということですね。
はい。
この業務は、どのように忙しくなったんでしょうか。
64列CTのほうは、ふだんは病院関係者Bと私と2人で行っており、
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病院関係者Bは、緊急の検査で64列CTでさばききれない検査量が
入ったときに、16列CTを使うという形で運用をしており、基本的
には8時間中5時間程度は、病院関係者Bと私が64列CTを2人で
担当していました。なので、病院関係者Bが休職したことによって、
64列CTは私が1人で担当することになり、その緊急で入ってさば
ききれない16列CTの分に関しては、16列CTのほうで病院関係
者のQやJやHが担当してサポートをしていたという形になります。
Bさんが64列CTであなたを補助していたという業務に関しては、補充と
いうのはあったんでしょうか。
いいえ、ありませんでした。
そのことに関して、あなたのほうで病院側に何か言ったということはありま
すか。
はい。さばききれないときに、30分でいいからヘルプ要員を下さい
と、リーダーの方にお願いしたり電話をかけたりしたのですが、1人
で何とかしろと電話を切られるので、そのうち応援要請する時間もも
ったいないので、しなくなりました。
午前中の証言では、応援があったような説明があったり、これまでの裁判の
経過でも被告からはそういう主張が出ていますけれども、あなたとしては、
実際どうだったんですか。
64列CTには、応援はありませんでした。それは、甲第10号証か
ら甲第16号証の1月から3月までの記録を見ても分かるとおり、撮
影者も記入者も私の名前になっております。正社員同士が撮影を協力
し合ったものに関しては、両名の名前が記載されるようになっており
ますので、両名の名前が記載がない時点で、私が1人でやっていたと
いうことの証拠になると思っています。
実際に1人でやられて、かつ応援を要請しても1人で何とかしろと言われた
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ということですが、そういう1人で何とかしろと言われたことに関して、ど
のように思っていましたか。
仕方ないからやるしかないなというような感じでした。
仕事が大変になるだけじゃなくて、応援がないということに関して、あなた
の負荷というかストレスというか、そういうものは何か感じになったという
ことはありましたか。
はい。応援がなく目まぐるしい忙しさでしたので、非常に負荷は掛か
っておりました。感覚でいうと、何やってんのか分かんないぐらいな
感じで動いてたと思います。
次に、放射線が漏洩してるという問題についてお尋ねをしていきます。あな
たとしては、64列CT室の放射線の漏洩してるんじゃないかということを
お感じになった時点があったわけですね。
はい。
それはどういうきっかけで、そういう問題に気が付いたということになった
んですか。
平成27年の3月16日から20日かけて行われた、半年に1回の漏
洩線量測定の業務の際に、ふだんは建築基準上漏洩がないことを前提
に、透析用ポリタンクに水道水を張っただけの簡易的なファントムを
用いて、半年に1回の測定業務をそれまでは行っていました。ですが、
それに対して病院関係者が、せめて自分だけの装置でも正規の測り
方をするようにと。君は試験も控えているのだからというようなこと
で指摘があり、その年、平成27年3月の漏洩線量測定は、正規の水
ファントムを私がセッティングして、病院関係者Mが測定に来ました。
その結果、どうなりましたか。
その結果、電離箱線量計の針が振れ、8マイクロシーベルトの漏洩を
確認しました。
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そのことを確認をして、そのときにそのことを確認したのは、どなただった
んですか。
まず最初に漏洩線量の確認をしたのは、病院関係者Mと私の2人です。
その件について、技師長に相談すべきかどうかをMと話して、もし技
師長が知らなかったら問題だということで、病院関係者Aをその場に
呼び、病院関係者Aと私とMの3人で目の前でもう一度測定を行い、
病院関係者Aも針が振れることを確認しています。
そのMさんとAさんは、それを確認をして何と言ってましたか。
Mさんは、特に発言はありませんでしたが、Aのほうは、ほんとだな
って非常に驚いた様子で、私が漏洩があるので窓ガラスを修理してく
ださいとお願いすると、「そんなこと上に言えるか。」と、あとは
「その間の収益がなくなるだろう。それをどうするんだ。」と言われ、
その後に「おまえの被ばく線量はどうなっている。」と聞かれたので、
大体の月間被ばく線量をお答えしたところ、「法定被ばく線量を超え
てないから問題ないな。」と言われました。
その後、その漏洩のある施設のことについて、AさんとあなたとMさんの間
では、どういうふうにするということになったんですか。
測定記録を漏洩がないというふうに書き換えるように、病院関係者A
から指示があり、そのときの測定者自体は病院関係者Mなので、病院
関係者Mがその指示に従った形になります。
そういう結論になったことで、あなたはどういうふうに思っていましたか。
まず第一に、私が一番漏洩している窓ガラスのそばで一番仕事をして
いるので、まず自分の被ばくに関して何も改善をしていただけないと
いうことに、深い失望を感じました。それに追加して、施設基準を満
たしていない可能性があると思ったので、施設基準というのは、管理
区域の境界で1.3ミリシーベルトを3か月で超えてはいけないとい
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うものなんですが、それを満たしていないと、保険点数を請求しては
いけないということになるので、それを満たしていないと、これはC
Tの検査は全て不正請求になるのではないかという危険性があり、そ
れについても非常に深刻に懸念を感じていました。
そういう懸念というか、そういうことが、原告X御自身の心身については、
どんな影響があったんですか。
非常に心配事は多くなりましたので、そのときは業務も忙しかったで
すし、心配事も増えて、負担は増えたと思います。
次に、コードホワイトの対応のことについて聞きます。平成27年7月8日
に、コードホワイトの招集があったということでしたね。
はい。
コードホワイトというのは、確認ですが、どういうものですか。
コードホワイトとは、院内での暴力事案が発生した場合に、全館放送
でコールがかかる隠語になっておりまして、コードホワイトどこどこ
というような場所だけを告げられるようなものになります。
事前にコードホワイトというのは、それは御存じだったんですね。コードホ
ワイトって全館放送でかかるというのは。
はい。
コードホワイトがあったときに、どういう対応をしなきゃいけないかとか、
そういうことに関して、放射線技師にマニュアルがあったりとか、こういう
研修があったりとか、そういうのはあったんでしょうか。
研修やマニュアルは、なかったと思います。
そうすると、そういうのをあなたが分かっていても、どうしたらいいかとい
うのは、原告Xは御存じなかったということですか。
はい、知りませんでした。ただ駆け付けるようにというだけは聞いて
いました。
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例えば防災訓練のようなものとか、そういうものもないんですかね。
はい。
当日コードホワイトのコールがあって、原告Xはどうされたんですか。
深夜の時間帯でしたので、病院に残っている人数も少ないため無視で
きないと思い、現場に駆け付けました。
現場に行ったら、どういう状況があったんですか。
1階の救急外来前で、パジャマ姿の患者さんが1名暴れており、1階
では、既に殴られた事務員が1名と、それを氷水で介護してる看護師
が1名いる状態で、私が駆け付けたのと同時ぐらいに、警備員と臨床
検査部のNA氏が駆け付けています。
今の話を前提にすると、そこで病院の職員は全部で5人いたということです
かね。
はい。全部で5人でしたが、1名は殴られて1名は介護してたので、
暴れる患者さんの対応に当たったのは3名です。
その後、誰か来たということはありますか。
そこに関しては、余り記憶にはっきり残っていません。
午前中に、普通は10人ぐらいいるんじゃないかというお話があったので聞
くんですが、そのような多数職員が駆け付けたという御記憶はどうですか。
それはありません。
そんなに多数はいなかったと。
はい。
その状況で、それから駆け付けた後は、どんなことが起こりましたか。
駆け付けた後は、その患者さんは非常に興奮しており、会計カウンタ
ですとか待合の椅子ですとか、観葉植物などを蹴ったりたたいたり
するような状態でしたので、私と臨床検査部のNA氏と警備員の3
名で、「落ち着いてください。」と、「殴っちゃ駄目ですよ。」とか
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なだめながら取り囲んで様子を見て、ほかの患者さんや職員に危害が
及ばないようになだめていたという感じになります。
その対応で、落ち着くまでというか、一段落つくまでに、どのくらいの時間
掛かったんですか。
大体50分から1時間程度だったと記憶しています。
その間は、その患者さんという人は、どういう状態だったんですか。
ずっと暴れたりしてました。
その対応したことについて、あなたは何かストレスを感じたりとか、そうい
うことはありましたか。
そうですね。実際に私の見た範囲では1名殴られていたので、実際に
殴られるのではないかとか、いつこっちに襲い掛かってくるのか分か
んないなという恐怖はありました。
そのことに関して、その後7月13日に報告するときに、病院関係者Aとの
間で何かあったということがあったようなんですが、それを教えてください。
このコードホワイトについてなんですが、当直中の出来事でしたので、
当直中の残業代の報告をするんですが、その際に残業代を申請しては
いけないと思ったので、報告を上げていなかったのですが、その報告
を上げなかったことに対して、7月13日に病院関係者Aが、病院関
係者Aが出席した委員会で病棟看護師長からお礼を言われて、何のこ
とというような話になり恥をかいたという理由で呼び出され、指導と
いうか叱責を受けました。内容としては、報告は上がってなくて恥を
かいただろうがという内容で、おまえに将来部下を付けることはでき
ないだとか、部会も下の者が出たほうがましだなというような発言が
ありました。それは、記録上にも残っています。
それは、どんな口調で言われたんですか。
怒鳴るような感じで、「部会も下の者が出たほうがましだな。」とか、
19-
本人調書 22 / 62
そういう語気の荒いような感じです。
そのような言われ方をして、いろいろ言われたということについて、あなた
は、どういう気持ちになりましたか。。
ふだんから一生懸命仕事をしてるのに、部会も下の者が出たほうがま
しだとか、そういうような言われ方をして、非常にショックを受けま
した。
次に、あなたの病気についてお尋ねしていきます。今のあなたが、まず統合
失調症という診断を受けたというか、病院に掛かったのはいつでしたか。
平成28年4月1日です。
そっから遡って、いつ頃統合失調症の症状が、今遡ってなんですが、出たと
いうふうに認識していますか。
最初の幻聴を確認したのが、平成27年7月16日です。
どんな幻聴だったんでしょうか。
「死ななきゃね。」という幻聴です。
平成27年7月に、そういう幻聴があった。日付まで覚えてるのは、何か理
由がありますか。
はい。指導記録に、そのように記録が残っています。7月16日に、
朝CTの件数の集計をしなければいけないのですが、その方法が分か
らず泣き崩れて、緊急で病院関係者Aと面談したという記録が、病院
関係者Jが破棄したと言われている指導記録に残っています。
16日にそんなことを言ったということを覚えてるということなんですね。
はい。
覚えてるというか、確認をしたということですね。
はい。
実際、平成28年4月に受診をするという、その間は、体調のほうはどうだ
ったんでしょうか。
-20
本人調書 23 / 62
幻聴はずっと聞こえていましたが、そもそも統合失調症には病識の欠
如という症状があり、自分が病気であるという認識は、その瞬間では
できないもので。なので、その当時は、幻聴は聞こえてたのは後から
振り返れば覚えていますが、そのときは病気という認識は全然なくて、
急性期になって、より幻聴が激しくなった段階で幻視とかが混ざって
きて、やっと病気なのかもと思って病院に掛かったのが、28年4月
というような形になります。
そうすると、28年4月の少し前には、今思い返しても症状があったなとい
うことですかね。
そうですね、はい。
結局どういう診断名が付いたんでしょうか。
最初、診断を受けたときは分からずに、4月、5月のときは診断が付
かずに、抗不安薬を処方されました。抗不安薬でも不安感とかが取れ
ないので、試しに6月に統合失調症の特効薬を3日分処方してもらっ
たところ、症状が軽快したので、そこで確定診断が付きました。
確定診断が付いてから、そのことを病院側には伝えたんでしょうか。
はい。確定診断が付いたすぐに、病院関係者Aに昼休みの時間に報告
に行っています。
それは、いつのことですか。
平成28年6月上旬です。
そしたら、病院関係者からはどう言われたんですか。
この頃は、頭の中ですごい言葉が跳ね返るような症状があって、30
分ぐらい話したんですが、覚えているのは三つだけでして。まず一つ
が、「これは、おまえが勝手になった病気だからな。私傷病だから
な。」というのが一言と、「このことが上層部にばれたら、首だから
な。」というのが一言と、あとは「仕事を辞めるか、隠して続けるか
- 2 1 -
-
本人調書 24 / 62
のどっちかだ。」と言われたのが、この三つだけがよく覚えてること
です。
その後、結局仕事はどうされることにしたんですか。
自分の生活のこともありましたので、隠して続けさせてくださいとい
うような形になりました。
それを、病院関係者Aさんに言ったということですかね。
はい。
そうすると、病院関係者Aさん以外には、病気のことは言わなかったという
ことになりますか。
と、その半年後の平成29年1月に、病院関係者Aから病気のことを
直属の上司、当時はもう既に上司が変わっており、病院関係者Gがそ
のときの直属の上司だったんですが、直属の上司にだけは話してもい
いぞと言われたので、平成29年1月には、病院関係者Gにも病名を
説明しています。
ちょっと遡りますが、病院関係者Aに言った平成28年6月ですか。その後、
病院関係者Aというのは、対応に何か変化があったりしましたか。
はい。平成28年6月以降は、毎日3回ぐらいCTの業務をしている
場所に来て、どうだと様子を伺いに来ていました。あとは、この頃か
ら、指導の際に、馬鹿、あほたわけと急に言わなくなったり、あと
は定時になると、それまでは、ほかの人は何か仕事を見付けて、病院
関係者Aが帰るまでは仕事をしていなければならないという暗黙のル
ールがあったのですが、病院関係者Aが率先して手をたたいて、仕事
のない者は上がれよというように言うように態度が変わって、定時で
帰る人が増え始めました。
その後、令和2年に新型コロナのことが起こりましたよね。その頃までは、
ずっと仕事は続けられてたということですかね。
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-
本人調書 25 / 62
はい。仕事のほうは、病気を報告した平成28年6月以降も、CTの
専従者としては続けており、業務量も変化はなく、平成29年3月末
をもって任期満了という形で、別の業務にカテーテル室業務に業務内
容が変わりましたが、それまでは特に業務軽減とかはなく、続けてい
ました。
令和2年7月頃に、労災の請求を考えてるということを相談したということ
でしたね。
いいえ。正確には、令和2年2月7日に、病院関係者Rにメールで相
談をしています。そのときにメールで相談して、面談日を決めましょ
うかという話になったんですが、その時点では手元に資料がなくて、
面談するのはまだ早いので、面談は一旦待ってくださいというような
形で待ってもらったというような形で、7月に面談になっています。
その後、令和2年10月には実際に請求もしたという流れですね。
労災請求。
労災請求。
はい、そうです。
その後、新型コロナウイルスの対応が大変だったことについて、次聞いてい
きますね。病院で、いわゆるクラスターが発生したということがありました
よね。
はい。
それは、令和2年12月中旬ぐらいだったですかね。
はい。12月15日ぐらいからだったと記憶しています。
その頃の病院内の状況というのは、どういう状況だったんでしょうか。
それまでは、部分的に一部だけがレッドゾーン、イエローゾーンで、
ほかの多くがグリーンゾーンだったんですが、レッドゾーンとイエロ
ーゾーンが非常に拡大されて、廊下のあらゆる所に色付きのビニール
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-
本人調書 26 / 62
テープでグリーンとイエローとレッドの区別がされるようになったの
が、そのクラスター発生時です。
クラスター発生時に、病院のゾーン分けが変わったということですか。
はい。ゾーン分けは、変更がありました。
そのときに、病院関係者Gとのトラブルがあったというお話があったので聞
きますけども、それはどういう経緯だったんでしょうか。
被告は、放射線部の職員が20名と言っていますが、実際にはパート
の事務員が4名含まれていて、放射線技師の資格を持った人は16名
で、うち1人は病院関係者Bという障害者雇用のパートの人なので、
実際に正職員としては15名が放射線技師としていたのですが、その
うちの9名が出勤できないという状態になり、実際には、6名の放射
線技師で1週間対応するような形になりました。
そういう対応になって、あなたとしてはどう感じていたわけですか。
その6名になったことで、当直ですとか、元々の勤務の予定とは大き
く変わってしまいましたし、その人が扱える装置によっては、日中に
検査できないものとかも増えるので、具体的な指示がなければ業務が
回らないと思っていました。
それで、あなたとしてはどういうことをしたんですか。
まず、14日の夜の時点で、当時技師長職にあった病院関係者Gから
グループLINEで、1週間の出勤者は明示があったんですが、具体
的な勤務内容ですとか当直者ですとか、どの検査を止めてどの検査を
稼働させるのかといった内容の指示が一切なかったので、これはまず
いなと思い、日付が変わった頃から対策資料を作り始めて、翌朝の8
時半になっても病院関係者Gから指示が来ないことを確認してから、
病院長に電話をしました。
電話をして、どうしましたか。
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-
本人調書 27 / 62
電話をして、対策の資料があるので取りに来ていただけませんかとお
願いして、副院長が取りに来ました。それで、手渡しました。
それは、病院関係者Gが上司だから、本来はGに出すべきことだというふう
に指摘が後でされたと思うんですけども、そのときにGさんに渡さなかった
というのは、どういう理由ですか。
Gは出勤停止になっていましたし、そもそもそういった資料は、病院
関係者Gが作成して院長に渡すべきものだと思っています。
その資料自体は、どうなったんでしょうか。
院長に渡った後は、私もその資料がどのように使われたのかなどは把
握しておりません。
その関係で、Gさんとはどういうことが起こったんでしょうか。
12月15日のお昼頃に電話がかかってきまして、何勝手なことして
るんだというような形で怒鳴られました。そこで私は、あなたが技師
長としての仕事をしないからでしょうというように言い返しました。
それで、それに対して何分間か口論をして、その後に、12月15日
というのは、そもそも私が休日を申請してた日でして、それを変更し
て私が急きょ出勤し、その12月15日に当直も入るというような形
になっていましたので、当直明けに帰らせてほしいというふうにお願
いしたところ、そんなことできるわけないだろうというふうに言われ、
診断書を盾に取って脅しだねというような発言がありました。
そういう一連の出来事で、あなたの体調はどうなりましたか。
非常にストレスは掛かりましたし、その日に急に悪化したというよう
なことはないんですけれども、6人でやってる残りの1週間は、非常
にいらいらとしたような感じでした。
12月中は出勤停止者が多かったので、少数で回すその中の一人だったとい
うことですね。
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本人調書 28 / 62
はい。
ちょっと話が遡りますけれども、あなたは、病院関係者Aには、統合失調症
ということを報告したけれども、病院には報告してなかったということでし
たね。その後、令和2年の労災申請をするというときには、病院にも統合失
調症であるということは、当然報告したということでしたね。
はい。
その報告した後なんですけども、勤務については配慮してもらえましたか。
いいえ。特に勤務に関しては、変化はありませんでした。当直も、午
前中にW氏が当直はやってないみたいなことを言っていましたが、
普通に当直も月3回やっていましたし、12月に至っては緊急の当直
もあるので、4回当直をやってますし、その後も休職するまで、月3
回の当直は変わらずやってました。
W氏は確認してないというだけで、少なくするように言ったことは言っ
たけど、あとは上長の判断だというふうに言ってたように思いますけども、
そうすると、実際は減ってないということだったんですか。
はい。実際は減っていません。
なくなることもないし、減らすこともなかったということですか。
はい。その時点で、当直の朝に帰るという運用は、2017年頃から
は一般的になっていたので、特に令和2年に当直の朝に帰っているか
らといって、私に対する特別な業務配慮というわけではなくて、全員
そうでした。
それで、令和3年3月末頃に休職を勧められたということがあったと思うん
ですが、それに至った体調の変化というのは、どういうものだったんでしょ
うか。
私のカルテにもありますとおり、令和3年3月に幻視が見えるような
症状がありまして、カルテにあるのは、CT室の中にロードバイクが
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本人調書 29 / 62
見えたというような記述があるんですけれども、ほかにも記録上には
ないのですが、当直中に1件幻視を見ていて、患者さんを看護師さん
に、私は後お願いしますねと引き継いだんですが、その看護師さんが
実際には存在しなかったらしく、患者さんを廊下に置いてけぼりにし
てしまい、後でクレームになるというようなことがありました。
そういうようなこともあって、休職を勧められたという流れになったという。
ことですか。
そうですね、はい。
その後なんですけども。現在まで、病院の通院治療は続けられてるというこ
とでしょうか。
はい。現在も、月1回の頻度で病院に通院しています。
症状としては、休職をするようになってから、どんな状態ですか。
休職をしてからは症状は落ち着いており、幻視は今はない状態ですが、
幻聴は、疲れるとやはり聞こえるというような形で、あとはざわつい
た所ですとかそういった所ですと、非常に疲れがたまるので、1日1
0時間から12時間ぐらいは睡眠を取らないと動けないような状態で
す。
この裁判のために私と打合せをしたりとか、今日は1日法廷におられますけ
ども、そういうことは大丈夫なんでしょうか。あるいは、これが終わった後
どんな状態になるんでしょうか。
これが終わると疲れて、多分また13時間ぐらい寝ると思います。
そういう状態が、ずっと続いてるということですかね。
はい。
最後に、今の陳述を通して、御自身が病気になった原因というのは、簡単に.
言うとどういうことが原因になってるというふうに感じているんですか。
業務の過重性が原因になってると考えています。特にCTの専従業務
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-
本人調書 30 / 62
の量と、病院関係者Bが休職したことによる質の増加が影響が大きく、
それに加えて病院関係者AやJの指導の在り方ですとか、そういった
点の影響が大きかったかなと思います。
最後、休職に至ってしまったところは、どんなところが原因だというふうに
感じてますか。
やはり、それは幻視などの悪化があったことなんですが、やっぱり当
時日本中混乱していたコロナのクラスターに最前線で、しかも予防接
種を受けてない状態で前線対応を強いられたことが、一定程度ストレ
スになったと思っています。
被告代理人
先ほどの証言では、令和2年2月にRさんにメールをされたということでし
たよね。
はい、そうです。
どういう内容のメールだったんですか。
それは、甲号証の番号は忘れましたが、それにもあるとおりで、統合
失調症という病気の診断を受けています。私は、業務が原因だと考え
ていますので、労災として扱ってくださいみたいな内容のメールと、
あとは撮影者改ざんについて指示を受けていたこともありますとか、
そういったことを書いた内容だったと記憶しています。
正式に職員相談窓口に相談されたというのは、7月22日ということになる
んですかね。
いや。正式にというよりかは、2月7日に職員相談の担当者のRさん
にメールを送ったのが一番最初というのが私の認識で、先ほどの
W証人が関与してきたのが7月以降というような形になります。
7月22日は、そのRさんと面談されたんじゃないんですか。
7月22日に、Rさんと面談しています。
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本人調書 31 / 62
ですよね。
そうです。このときは、Rさん単独です。
そうですね。一応乙15号証のW氏の陳述書の該当部分を読むと、9月
8日に放射線部のG技師長から原告Xの件について相談を受けたのが始ま
りで、9月23日にRさんと共に面談をしたということになってるので。
そうすると、7月22日は、このRさんと面談をされたということでいいで
すかね。
そうですね。
甲第65号証を示す
11ページのところに、下のほうに令和2年7月22日面談とあって、これ
は職場環境調整委員会相談記録のようなんですけど。要旨と書いてあるんで
すけど、その内容として、平成28年6月に統合失調症であることを確定し
た。最初は職場内の失恋なんだけど、その後、職場内で担当した業務が多く
負担となったこと、Aから資格を取るように指示があり、その勉強が負担に
なったことや幻聴があることをクリニックの主治医に伝えたところ、診断が
付き治療を開始した。面談したときの内容としては、おおむねこんな感じで
いいんですか。
そうですね。7月の段階の相談は、おおむね合ってます。
それで、9月23日に先ほど午前中のW氏と面談されたときは、午前中
W氏は、内容としては、障害者認定がされた場合の身分とか待遇につい
ての質問とか相談。それから労災申請をする予定であること。その場合、押
印か押印拒否書を病院がどっちか出してほしいということだったということ
でしたけど、そういう内容だったということでいいですか。
はい、間違いありません。補足なんですけれども、病院としては、当
直のできない者は正社員として雇用できないというようなふうに言わ
れており、現に障害者雇用であったB氏はパートで、その人は左手が
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本人調書 32 / 62
使えない関係で、1人で夜間業務ができないので、ずっとパートなん
ですけど。なので、私の障害によって当直ができなくなったりした場
合に、パートとかになってしまうのではないかというような趣旨で、
身分について相談をしました。
同じく甲第65号証の12ページを示します。真ん中辺りに、(ア)のとこ
ろで、請求人はってあなたのことですよね。
はい。
令和2年11月29日付け申立書において、要旨次のとおり記述していると
いうことで、①から⑨まであるんですけど。こういうことを申し立てられた
ということでいいですか。
はい。申立内容は合ってます。
そうすると、先ほどの7月22日の面談それからこの申立書にも、CT室の
X線漏洩のことは触れられてないんですけど、この時点では主張されてなか
ったということですか。
面談では言ってないかもしれないんですけれども、労災の申請書のほ
うには、X線漏洩のある不完全な環境で業務をしたという労災請求書
の裏面の五、六行書ける理由があると思うんですけど、そこにはしっ
かり書いて病院側に提出してます。
さっき読んだ11月29日付け申立書では書かなかったということですか。
11月29日申立書というのが、記憶に。
さっき読んでもらったやつですけど、1から9まであって、CT室のことは
書かれてないので。
恐らく、このパワハラの中に含まれてるんだと思います。
パワハラというところなんですけど、いきなり馬鹿かとか、そんなことを言
う人はいないと思うんですけど。どういったときに、そういう発言があった
んですか。
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本人調書 33 / 62
基本的にはミスがあったときになるんですけれども。大小関わらずと
いいますか。報告漏れでも、そういった発言はあり、病院関係者Aは、
報告が遅れることを非常に嫌う、全ての事象を把握していないと気が
済まないタイプの人間でしたので、何か問題が発生してから10分以
内に報告が上がらないと、それ自体が指導の対象になるというような
方でした。
甲第57号証を示す
甲第57号証の164ページを示します。下から14行目。「技師長が、
『馬鹿かおまえは。』と発言したかどうか客観的な証言は得られなかったが、
医療現場で患者を取り違えたり別人の検査画像を提供したり検査を誤るとい
ったミス」うんぬんとありますけど、この今読んだ患者を取り違えたり別人
の検査画像を提供したり検査を誤るといったミスもあったということですか
ね。
はい。それは事実です。
報告が遅れたというので、馬鹿だ、たわけだと言われるのはちょっとひどい
と思うんですけど、患者を取り違えたり別人の検査画像を提供するというの
は、ちょっとまずいことじゃないんですか。
ええ。まずいことだと思います。インシデントに該当する事項なので、
それは報告をすぐに上げて、報告書、インシデントレポートなども対
応しています。
言葉が悪いのはあると思うんですけど、ある程度しっかりしろよみたいなこ
とを言われるのはやむを得ないようなことですよね、きっとこれ。
たとえ指導の内容がミスが原因であったとしても、馬鹿、あほ、たわ
けという言葉を使う必要性がありませんので。それは、適切な指導と
は言えないと考えています。
次に、CTの撮影件数の件ですけど、ノルマという件数は、どのように決め
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-
本人調書 34 / 62
られてたんですか。
それは、午前のW氏もおっしゃってたとおり、前年度の件数と同
じかちょっと多いぐらいを設定していました。
そこは合ってるわけですね。
はい。そこは合ってます。
達成できなかったら罰則があるとか査定が悪くなるって、誰かに上司とかに
言われたことはあるんですか。
罰則があるとか査定が悪くなるというような話は聞いていませんでし
たが、実際、私はノルマというか目標というか、その数値を、平成2
7年5月の1回しか未達成を出していないので、実際にそういった査
定が悪くなったりということがあったのかどうかなのかも分からない
です。
あなたの陳述書だと、今言われた27年5月に件数目標を達成できなかった
ときに、業務改善提案書の提出を求められたという記載があるんですけど、
この提案書というのは、提出されたんですか。
はい。甲第8号証の8ページにあるように、どこの検査が少なくて、
どこに枠を入れれるかというようなリストを出して、何曜日と何曜日
なら追加で入れれると思いますみたいな形で出しています。
甲第8号証を示す
甲第8号証の8ページを示します。この図のことですか。
はい。図と、この下のこの文章、この5行。表1から分かるように、
火曜日、木曜日、金曜日は5件程度とか書いてある文章ですね。
これは、提案書を出せと言われたということですか。
はい。
あなた以外に、達成ができずに、このような提案書なり、あるいは何か出せ
とか言われた人はいるんでしょうか。
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-
本人調書 35 / 62
まず検査目標数値があったのは、CTとMRIだけになります。CT
に関しては、私が専従業務ということで、私が主担当ですので、ほか
に誰かが達成できないというようなことが、そもそもないです。MR
Iが目標を達成できなかったときに、そういったものを求められてい
たかどうかまでは、私は把握していません。
甲第65号証を示す
甲第65号証の32ページを示します。真ん中辺りのオのところで、請求人
の人事評価という項目があって、そこから平成26年冬季賞与考査表、それ
から次のページ、27年夏季賞与考査表、それから(ウ)で平成27年冬季
賞与考課表と順番にあるんですけど。それぞれある①の考課期間中の成果と
反省というのは、あなたが記載したものなんでしょうかね。
はい。考課期間中の成果と反省については、私が記載して提出したも
のになります。
総評というのは、上司の人が書いてるんですかね。
はい。総評は、当時の病院関係者Aが書いていたはずです。
そうすると、例えば(ア)の平成26年冬季賞与考査表の②の総評のところ
を見ると、「CT専従として撮影件数の増加や効率的な業務運用に努めたこ
とは、一定の成果と考えています。今後はCT専門技師の資格取得に向け研
究成果の報告を期待しています。」うんぬんとありますよね。
はい。
(イ)の平成27年夏季賞与考査表には、「CT検査において業務手順の見
直し、件数増加に努めたことは、考課期間中の成果と考えています。学会に
も積極的に参加して、知識、技術の向上に取り組む姿勢も評価できます。今
後は、CT業務の一員としての自覚を強く持ち、医師、看護師からの信頼さ
れる人材に成長してほしいと思います。」。更にもう一つだけ読むと、(ウ)
の平成27年冬季賞与考課表だと、「専従のCT担当者として責任感を強く
-33
-
本人調書 36 / 62
持って業務を遂行し、放射線部の目標達成に大きな役割を果たしたと考えて
います。次期は、医学物理士及びCT専門技師の資格取得を目指し、新規の
技術や知識の修得に努めることを期待しています。」。各期の総評としては、
成果だったり役割を果たされたということが書かれてて、今後の向上だとか
資格だとかに期待してますみたいな書きぶりにずっとなってると思うんです
けど。だから、この期間で、さっき言われた平成27年5月は、達成はでき
てなかったけども、マイナスの評価がどっかに書かれてるというわけじゃな
いですよね。
そうですね。
CTC読影スキル修得課題、これも正にスキルの勉強ということですよね。
スキルの向上のための。
はい、そうですね。
そうすると、これもやんなければ罰則があるとか査定が下がるとか、そうい
うことを言われたことはあるんですか、ないんですか。
罰則があるとか査定が下がるとは、直接は言われてはいないで
す。
あなたの前任者とかで、やらずに評価下げられたとか何かから外されたと、
罰則を受けたみたいなことは、聞いたことありますか。
いえ。そもそもCTCの撮影と担当ができるのは、CT専従者の経験
がある人と病院関係者のJだけなので。なので、実際にCTCの撮影
そのものが対応できるのがJとHと私の3名しかいないというのと、
JとHは、その時点でCTCの画像処理と読影補助を修得していまし
たので、私に対しても修得を求めたというような形になります。
修得すれば、当然今のお話だと、職場の放射線部の中で3人できることにな
るということですかね。
はい、そうです。
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本人調書 37 / 62
そうすると、病院にとってもいいけども、ただあなたにとってもいいことで
はあるんですよね。
もちろん、技師としての専門性が上がることは、私にとってもいいこ
とだと考えています。
あと医学物理士の資格取得については、これも大変でしょうけど、資格を取
得すると、将来例えばほかの病院に行ったりとか、あなたのキャリアにとっ
てはいいことだったんではないんですか。
はい。私のキャリアにとってはいいことでしたが、その資格の取得の
難易度は非常に高いのと、あとは受験資格も非常に高くて、大学院卒
業が必須なのと、国内国外を問わず論文の原著の発表経験が必要でし
たので、それが一つあったので、大学院卒は病院関係者Mも大学院卒
なんですが、論文発表の経験があるということで、受験資格を満たし
ていたのは私だけでした。
一方、この資格取らなきゃ、何かノルマというのか、取らなきゃ駄目だとか、
何かペナルティー的なものがあるって言われたことはあるんですか。
ペナルティー的なものがあるとは言われてませんが、被告病院はがん
治療に非常に力を入れている病院ですので、放射線治療の専門資格で
もある医学物理士がいるということは非常に大きなことになるので、
強く求められてはいました。
甲第57号証を示す
甲第57号証の164ページを示します。この下から7行目か。「しかし」
以降ですね。「請求人は資格取得に対して積極的ではなく、技師長は請求人
と面談を重ねる中で、断念しても構わないと判断し、それを請求人に伝えて
いる。」と書いてあるんですけど、こういうことはあったんですか。
はい。まず経緯から説明しますと、最初に医学物理士の資格を取って
くれと頼まれたのは、平成26年4月になります。平成26年4月に
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本人調書 38 / 62
頼まれてたのですが、ただCT専従の業務が忙し過ぎて、帰ったら疲
れて寝てしまうような状態だったので、嫌ですとも言えるような上司
ではなかったので、やらせていただきますというふうに答えて、実際
に平成26年の間は勉強はしていませんでした。平成27年4月に上
司部下面談があった際に、「おまえ、資格を取るというのはリップサ
ービスじゃねえだろうな。」と言われたので、慌ててそこから勉強を
始めたというのが実際のところです。平成27年4月からは家に帰っ
てからも勉強するようになり、面談を重ねる中で断念しても構わない
という発言があったのは、27年7月16日の泣き崩れた日の緊急面
談のときに、断念しても構わないという発言が、病院関係者Aからあ
りました。
乙第1号証の2を示す
ここは2014年7月のものですけど、この表自体は、あなたは見たことが
ありますか。
はい。労災請求の後の個人情報開示請求でタイムカードの記録は入手
したので、この表は見ています。
下のほうの欄に、就業月報という欄があって、細かいですけど、そこを見る
と、左から二つ目の列の上から二つ目に普通残業という欄があって、26時
間5分。それから、その2列右側の真ん中辺に深夜残業という欄があって、
ここは2時間30分とあるんですけど。この毎月の表をまとめたのが、乙第
1号証の1なんですけど、これは御覧になりましたよね。
はい。裁判で、乙第1号証は見ています。
この時間外勤務の実績は、間違いだという御主張なんですか。
はい。これは、自己申告に基づいて実際に給料が支払われた時間であ
り、労災保険法上の労働時間であったり、労働基準法上の労働時間で
はないと思います。
-36·
本人調書 39 / 62
そういう御主張だということですね。
はい。
それから、主尋問で待機時間のことがあったと思うんですけど、呼出しって
いうのは、6割ぐらいあったんですか。
はい。私の場合は、6割ぐらい当時はありました。病院関係者Ⅰは3
0パーセントぐらいなので、人によってほんとにまちまちです。
それは、役割によって違うということですか。
いいえ。その日にたまたま呼出しが必要な緊急検査が入ったかどうか
という運です。
運が悪いということですか。
はい。
乙第10号証を示す
この表は、御覧になりましたか。
はい。裁判上では見ましたが、これは多分間違いが結構含まれてて、
甲第23号証の私の時間外勤務記録、そちらのほうを見ると、当直勤
務でないところで救外何々というような形で書いてあるものが全部呼
出しなので。当直勤務でないところで救外何々って書かれているとこ
ろが呼出しって数えると、もっと多いはずです。
救外と書いてあるのを足すと、こうはならないということですか。
そうですね。
甲第26号証を示す
これ、甲第26号証ですけど、主尋問であったように、労働法の関係でどう
評価するかという問題はありますけども、1月12日を見ると、この日は前
の日からの当直明けで8時半に上がってるよと。
はい。
次の出勤は翌日の朝だよということは、事実としてはそういうことですよね。
37
-
本人調書 40 / 62
はい。間違いありません。
3月9日も同じように当直明けが8時30分で、次の出勤は、翌日の10日
の日勤ですということですよね。
はい、そうです。
14日と15日は、半勤の後に拘束業務って、これ待機業務ということです
よね。
はい、そうです。
呼出しありとあるんですけど、呼出しがあったんですかね。
はい。呼出しがありました。それは、甲第23号証の残業請求が発生
しているもので。
甲第23号証を示す
甲第23号証の12ページを示します。今言われたのは、一番下の14日土
曜日の外来延長で、普通時間外2時間30分とあるところのことを言われて
るんですか。
その日の13ページの一番上の15日も、20時から21時で1時間となっ
てますけど、これのことを言われてるんですか。
はい。こちらが、当時日付をたしか間違えていまして、この甲第23
号証の注意書きにもあるんですけれども、この13ページの15日土
曜日というのと、12ページに14日土曜日という記載があって、日
付を確認すると、土曜日という曜日は合ってるんですが、日付が1ず
つずれてまして、13ページの一番上は14日土曜日で8時から21
時までで、この次の日曜日が15日で、3時から4時45分までで、
その後も日付がずれてて、直ってるのが23日ぐらいから直ってます。
この表自体は、あなたが作成されたんですか。
はい、そうです。といっても、もちろん当時ですけどね。
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本人調書 41 / 62
平成27年1月19日から3月末までの間に、病院関係者Bが休職したとい
うことの影響なんですけど、従前は、Bさんが休職するまでは、64列CT
は基本的にはあなたが担当されてたんですよね。
私が担当していて、その隣の席にBがいるというような形。
Bさんも、その64列CTを手伝うということはあったんですか。
基本的には検査は64列CTでやってるので、Bと私が64列CTを
2人で担当していて、ただ病院関係者Bはパートなので、パートの仕
事は正職員の責任だという運用の下、当時はずっと私の名前で記載し
て、病院関係者Bが単独で行ったものだけを、病院関係者Bの名前で
記載するようにしていたので、なので記録上分かれているように見え
るんですけれども。基本的には、64列CTを2人でやっていて、ち
ょっとこれ間に合わないから、16列CTでさばいてきてくれるとい
うような形でお願いして、16列CTをやるというような形でした。
そうすると、64列CTは、実際には2人でやることがあったのか、あるい
は交代であなたもやり、Bさんもやりという形なのか。
病院関係者Bは障害によって左手が使えないので、患者を支えたりと
か起こしたりとかいうことができないので、基本的には病院関係者B
が画像処理だけを行って、私が撮影や患者対応を全て行ってました。
そうすると、64列CTの撮影、患者さんを所定の位置に置いて、撮影して
画像処理するという過程なわけですよね。
はい。
そうすると、そのうちBさんが担ってた役割というと、64列CTの今の流
れの中で、何割ぐらいになるんですか。
4割ぐらいですかね。検査内容によって画像処理の程度が違う
ので、一概には言えないんですが。やはり整形系ですとか簡易3Dの
作成が必要なものですとか、そういったものは、やはり負荷が掛かっ
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-
本人調書 42 / 62
てると思いますし。標準的なものは、ほとんど負荷は掛かっていない
ので、ほんとに検査内容によって貢献度というのは変わってくると思
います。
Bさんの休職中は、JさんとかHさんとか、それからQさんがフォローして
いたという記載もあるんですけど、この人たちは、64列CTのほうは何も
フォローしてくれなかったということですか。
はい。64列CTのほうはフォローしてもらえずに、16列CTの私
がさばききれないものを、病院関係者Bの代わりにやっていたという
ような形です。
このH、JQというこの3人は、64列CTの業務は、やろうと思えばで
きるんじゃないんですか。
やろうと思えば、できます。
なんだけど、フォローはしてもらえなかったんですか。
はい。
先ほどあと被ばく線量の話がありましたけど、A氏からゼロにしておけって
言われたのは、MさんとQさんということでいいんですかね。
当時ゼロにしておけと言われたのは、Mさんたち。M、Q、Iだった
と思うんですけども。その3人の測定で、実際にCTの所に測定に来
たのはMなので、恐らくMが指示を受けてると思います。
あなたに何か、そういう改ざんというかをしろと言われたわけではないわけ
ですね。この被ばくのところについては。
はい。私に、被ばくに関して漏洩線量の改ざん指示が直接あったわけ
ではありません。
先ほど主尋問の中で、A氏の発言として、被ばく量は法定内じゃないかみた
いなことがあったと思うんですけど、法定内だったことは確かなんですか。
はい。私の個人線量は、被ばく線量としては法定内でした。
4 0
本人調書 43 / 62
コードホワイトのことについてお聞きしますけど。
乙第4号証の1を示す
流れとしては、真ん中辺りから「大声を上げるため」の行なんですけど、ま
ず研修医を要請中に看護師1人が顔面を殴打され、1人が左手の甲をかみつ
かれたとあって、それからナースセンター内のほうに向かってきたため、患
者から逃げながらコードホワイトを要請しましたと。コードホワイトが流れ
る前に、警備員1人も右手をかみつかれましたという記載がありますよね。
その後、コードホワイトにて多数応援者が来てくれ、男性にも残ってもらい
って続くんですけど。そうすると、あなたも含めた応援者が来て、そのうち
男性だけ残ったと。その後については、暴力の記載というとこ、この記載に
はないんですけど、人に対する暴力はなかったということでいいんですかね。
そうですね。そのときは、人に対する暴力は私は直接は見ていなくて、
この看護記録自体も病棟の看護師長さんが書いたものなので、冒頭1
行目の6A看護師からコールがありってあるんですけど、6階での出
来事のように読めるんですが、実際には患者さんは1階に下りてきて
いて、そこでコードホワイトが発令されたので、私とか駆け付けた男
性職員は1階に駆け付けてるんですね。そこで私が見たのは、少なく
とも1階で1階の事務員が殴られた後の状態。顔面を殴打されて氷水
で冷やしてる状態を見ただけで、この看護記録にある看護師さんがか
みつかれたとか、看護師さんが顔面を殴られたというのは見ていない
です。
質問は、あなたを含めた応援者が来た後、男性が残って、相手は興奮してた
とは思うんですけど、50分から1時間ぐらい掛かったと思うんですけど。
その段階では、殴ってきたりとかそういうことはなかったということですよ
ね。
はい。声を荒げたり、会計カウンターですとか椅子とか観葉植物とか
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本人調書 44 / 62
を殴ったりしてましたけど、人に対しての暴力はありませんでした。
かみついたとあるんですけど、さっき午前中のW氏の証言だと、当時88
歳の患者さんだったと思いますけど、そんな大柄というか、身の危険を感じ
るような患者だったんですか。
そうですね。中肉中背だったような覚えがあります。平均的な体格だ
ったと思います。
年齢は、それぐらいの年齢だったんだろうという記憶ですか。
私は、ぱっと見70代ぐらいかなとは思ってはいましたけど、患者さ
んの情報とかもなかったですし。
じゃあ、結構です。64列以上のCTの専従者の件については、令和2年1
0月に病院長に申告されたということですよね。
はい。10月ですね。
内容としては、客観的には平成25年7月から26年1月まで、A氏からC
T撮影者改ざんの指示を受けて行っていたという内容でいいですか。
はい。客観的には、平成25年7月から26年1月までなんですけれ
ども、名前を書き換えろという指示が出てたのは、26年3月までで、
事務方が平成26年2月に私のことを専従者として登録を行政に行っ
ていたので、客観的には1月までというような形になります。
統合失調症と診断されたというのは、平成28年6月なんですよね。
はい。
そうですよね。そうすると、この今の言われた時期のCT撮影者改ざんの件
が、統合失調症の発症に関係してるということなんですか。
はい。少なくとも、そのような改ざんを指示するようなパワハラを行
うような人物であったということの立証であるという点が一つと、そ
もそも故意に名前を書き換えて保険請求をするというのは、刑法でい
う詐欺罪に当たるので・
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本人調書 45 / 62
今お聞きしてるのは、御主張は準備書面でも出てるので分かってるんですけ
ど。時期的に改ざんをしろと言われたのが25年7月から、今のお話だと2
6年3月までなんですよね。それが、2年後の統合失調症の発症に関係があ
るんですかという、時期的な質問なんですけど。
はい。逮捕の可能性がありますので、関係あると思っています。
それから、令和3年3月頃に症状が悪化したという御主張のようなんですけ
ど。この悪化の原因が、このCT撮影者の改ざんによる不正請求を院長など
に内部通報したということも、原因だということなんですか。
内部通報をして病院との緊張が高まったのは事実ですが、これが直接、
精神的不安の評価になるかどうかは、そこまで強くは主張していませ
ん。
あと次に、令和2年12月のいわゆる第3波の頃の話を聞きますけど、先ほ
どの主尋問のお話だと、パートとか非正規を含めると20人いるけども、正
社員は15名だったということですか。
はい、そうです。
そのうち9名が感染したと。
感染ではなく、濃厚接触者です。
それで、出勤停止になったということですね。
はい。
そうすると、残りの5人ぐらいですか。
6名です。
9人出勤停止になったから、正社員は6人になっちゃったということですよ
ね。
はい。
元々20人中15人が正社員ということは、5人ぐらいパートとかの人がい
るわけじゃないですか。この人たちは、どうなったんですか。
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本人調書 46 / 62
事務のパートの人は来ていたと思うんですけれども、もちろん事務な
ので撮影はできないですし、資格もないので。パートの病院関係者B
に関しては、そもそも勤務にしばらく来なくていいという話になって、
いなかったはずです。
そうすると、パートも含めて20人いたけども、結局6人で対応することに
なったというわけでもないですよね、今のお話だと。事務の人は、来てたか
もしれないということですね。
はい。事務の方は来てましたが、撮影が対応できるのは6名です。
それから、当時、主尋問でもありましたけど、一応ゾーニングなどの対策は
もう取られていたということでいいですよね。
はい。ゾーニング、イエロー、レッド、グリーンの区別は、確かに令
和2年2月ぐらいから、範囲は狭かったですがあるにはありました。
が、レッドとかイエローの範囲は常に見直されて、急激に拡大したの
がクラスターのときというような形になります。
当時は、当然感染者もそうですし、医療従事者の方も大変な時期だったと思
うんですけど。あなたが被告病院の他の従事者より感染リスクが高い業務を
行っていたということなんですか。そこは、どうなんですか。
いいえ。放射線部では、全員の感染リスクが平等になるように、回数
を調整しながら、全員で持ち回りで担当していました。
当時まだワクチン接種もなかったというお話でしたけど、令和2年12月と
いうと、まだそれは被告病院というか、あなたも含めて限ったことではなく
て、日本中ワクチン接種まだでしたよね。
はい。日本中まだです。
そうですよね。当時の報道を調べると、国内でワクチン接種が開始されたの
が令和3年2月17日で、まず医療従事者から始まったという当時の報道が
あったんですけど、そういう理解でいいですかね。
-44
本人調書 47 / 62
はい、合ってます。
あなたの陳述書だと、あなたがワクチン接種されたのは3月11日というこ
とですけど。比較的あなたが被告病院の従事者の中でワクチン接種を後回し
にされたとか、そういうことはないんですよね。
はい。通常の職域接種としては、通常の速度だったと思います。
令和2年12月中旬のGさんとのトラブルのことですけど。先ほど主尋問で、
資料はGさんが出勤停止だったから、G氏に渡したり提案したりはしなかっ
だということでしたよね。そうすると、院長に連絡する前に、Gさんにこう
こうこういう理由で院長に連絡しますとか、そういうことは言わなかったん
ですか。
はい、言ってません。
それは、やっぱり組織としては、少なくとも院長に直接何かするんであれば、
所属長等の上司に事前に報告や相談をしてからするのが普通の組織じゃない
かと思うんですけど、そこはルールに反してるとは思わなかったですか。
少なくともルールに反しているという認識というよりかは、緊急事態
でしたので、患者さんのためになる行動を最優先にした結果、前日に
勤務を提案してこない上司は頼りないと判断して、院長に直接申し上
げました。
それで、Gさんから叱責されたら、あなたが技師長としての仕事をしないか
らでしょという反論をされたということですか。
はい、そうです。
乙第15号証を示す
1ページ目のW氏の陳述書ですけど、1ページ目の2項の3行目ですね。
G技師長から、原告Xから診断書が提出され、診断書には「当直勤務は問題
なし。当直明けや回数に配慮を」という旨の記載があったとあるんですけど、
診断書は、あなたからGさんに提出されたわけですよね。
45-
-
本人調書 48 / 62
はい。
その診断書には、今読んだような、「当直勤務は問題なし。当直明けや回数
に配慮を」という記載があったんですか。
はい。記載はありました。
これが、あなたがどこまで把握されてるか分かりませんけど、W氏がG
さんから相談を受けたのが9月8日なんです。翌9月9日に、産業医と面談
をされたという記憶はありますか。
正確な日付は覚えてないですが、令和2年9月に1回と3月に1回と
4月9日に1回の、合計3回だったと思います。
3回ですか。9月と。
と、令和3年3月に継続、令和2年9月に、今後は半年に1回面談し
ましょうねという話になりまして、3月に面談をしたのと、ただそれ
は細かい記録には残ってなくて、令和3年4月の面談は、休職に入る
直前の休職に関することで、職員課も含めて技師長も含めて、4人で
面談したというような形になります。
令和2年12月に産業医のほうから、主治医に、勤務ができるかできないか
について情報提供書を送るよという話を受けたことはないですか。
産業医からは、聞いています。
昼休みに事務所に戻って記録を確認したら、9月9日に先ほどの面談があり、
12月7日に産業医さんからあなたに対して、主治医に勤務の可否について
情報提供書を送付するよという説明があったと。
それは電話で連絡があって、こういう処理していいですかというよう
な形で。産業医も、当然記念病院の職員ですので。普通にラフな感じ
で電話でかかってきて、じゃあいいですよと答えただけです。
さっき言われた翌年の4月9日に産業医と面談をして、この頃は面談のとき
は、毎週半日体調が悪くて休んでる。それから、7月まで頑張ろうと思って
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本人調書 49 / 62
たけど、体調がしんどいということで、5月1日から休職ということにしま
しょうかということで決まったと。そういうことでいいんですかね。
はい、そうです。
その後も7月26日と10月22日に産業医さんと面談してるようなんです
けど、記憶にありますか。
10月22日ですか。
はい。
そっちは覚えてます。
7月のほうは、記憶がないですか。
覚えてないです。
それから、平成19年の秋頃に、呪その念が天井付近を回る幻視の症状が出
現したとあるんですけど、こういう事実はあったんですか。
はい。そのときは、そういった症状が1度だけあったので、大学の保
健室に行って、眠剤をもらいました。そのときは、部活のことで後輩
とトラブルになっており、その悩みから、多分そういったストレスが
掛かって、そういう症状が出たんだと思うんですけれども。それで、
保健室に行って眠剤をもらうというようなことはありました。
甲第57号証を示す
甲第57号証の166ページを示します。ここで既往症という欄で、今言わ
れたようなことが書かれてるんですけど、こういうことを説明というか、話
したというのは間違いないですかね。
はい。間違いありませんが、そのときは、ここにもあるとおり、不眠
症という診断でして、精神疾患、鬱ですとか、そういった診断名は付
いていません。
その後、平成23年7月25日の□□クリニック(精神科)を初診とある
んですけど、ここに受診されたのは間違いないですかね。
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本人調書 50 / 62
はい。保健室のほうから、眠剤は2週間ぐらいしか出せないから、も
しそれでも不眠が続くようだったら、紹介するところへ行ってねとい
うような形で言われたので、その紹介先が□□クリニックです。
24年3月、大学院の卒業まで通院されてたと。
そうですね、はい。眠剤だけもらってました。
24年4月の就職後は、名古屋市天白区の△△内科に通院して、レンドルミ
ンを処方してもらってたということですか。
はい。不眠が続いていたというよりかは、この頃は勤務が不規則でし
たので、当直で朝帰ってきて寝なきゃいけないですとか、昼帰ってき
て寝なきゃいけないですとか、そういった関係で生活リズムが崩れた
ことから、レンドルミンを処方してもらっていました。
甲第65号証を示す
甲第65号証の39ページを示します。39ページのク、既往症の(ウ)の
ところですね。「就職1年目から、名古屋市天白区にあった△△内科を通院
し、眠剤をもらっていた。△△内科が廃業した後、〇〇クリニック
へ通院するようになりました。」とあるんですけど、この記載も事実でいい
ですか。
はい、そうです。
△△内科というのは、神経内科も診療科目に入ってたんですか。
いや。普通の内科です。
△△内科が廃業したとあるんですけど、廃業したのはいつ頃のことか分かり
ますか。
正確には分からないんですけれども、少なくとも平成28年4月1日
より後です。廃業したから移ったという経緯ではなくて、平成28年
の2月、3月は非常に症状が強く出ていたので、そのときでもっとよ
かったら専門的なところで診てもらったほうがいいんじゃないという
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本人調書 51 / 62
ような形で言われて移ったというような形になります。
甲第65号証を示す
同じく甲第65号証の43ページ一番下のところで、〇〇クリニッ
ク診療録には、要旨、次のとおり記載されているとあって、次の44ページ
ですけど、2番目の枠の主訴のところで、「△△内科が2月29日にて閉院
したので」とあるんですけど。だから、ここは2月末で閉院したので、4月
1日に〇〇クリニックに初診で受診したということではないんです
か。
いえ。閉院時期は、恐らくこれを書いた調査官が間違えて書いたのだ
と思います。
それは、診療録がこう書いてあるって書いてるんですけど。
でしたら、主治医が間違えて書いたんだと思います。
乙第16号証を示す
この文書は、あなたが被告代理人の私宛に送られたものということでいいで
すかね。
はい。
陳述書では、この書類の趣旨としては、被告が問題に向き合い、内部で適切
な対応を取ることを期待したということですね。
はい。
この34ページ以降に、「和解について」という項目があるんですけど、こ
れを読むと、35ページに2億7,767万円余りから4億7,767万円
余りでプラス36ページに、これに更に5,000万円を加えた額であれば、
訴訟外の和解に応じると書かれてるんですけど。同じく32ページ以下の
「今後の対応予定について」という項目の中で、記者会見を行うとか、行政
や報道機関に外部告発するとか、被告の系列の他の病院の過去の患者や病院
関係者Aの遺族に訴訟提起を呼び掛けるというようなことが書かれてるんで
-49 -
本人調書 52 / 62
すけど、これは、さっき言った金額での和解に応じなければこういうことを
するぞというふうに言ってるように読めるんですけど、違いますか。
いいえ。正確には、こちらには本件では一切落ち度がありませんので、
その金額でしたら、穏便に本件を最終的に解決しますよという提案で
すね。なので、それに応じるか応じないかは、被告の判断次第だと思
ってますので。私からは、特にないです。
末尾に、A様御遺族御中という文書がありますけど、このAという
人は、病院関係者Aのことですよね。
間違いありません。
この文書の日付は、令和8年3月31日となってるんですけど、この日まで
に、病院が先ほどの金額での和解に応じなければ、この文書をA氏の遺族に
出すぞという趣旨なんですよね。
いいえ。その日付は、特に意味があって書いたわけではなくて、まだ
実際にも出していませんし、飽くまで例示というのが一つと、あとは
私が本件裁判での争点がそれほどないので、令和8年1月から3月頃
には判決が出るだろうと想定していたためです。
裁判官長船
まず、パワハラの件なんですけれども、原告御自身も幾つか重大なミスは
したことあるというお話があったと思うんですけれども、それ以外に、日常
的に怒られていたということなんですかね。
はい。基本的にはミスが指導、怒られていた理由になるんですが、あ
とは報告の遅れぐらいです。
頻度というのは、どれぐらいになりますか。
頻度でいえば、月に2回程度。指導記録に残ってない指導はないので、
小さな報告遅れですとかそういったのはあったかもしれませんが、大
きなミスは、全て指導記録にあるとおりです。
- 5 0 -
本人調書 53 / 62
今の指導記録という言葉がありましたけれども。
甲第4号証を示す
甲第4号証の4ページを示してください。こちらは、Jさんの指導記録とし
て上げられてるものなんですけれども、これを入手した経緯を簡単に説明し
ていただけますか。
これを入手したのは、令和2年8月9日でして、まずは令和2年2月
7日に病院関係者Rに相談をしたんですけれども、まだそのときには
手元に資料がなくて、まず証拠を集めなきゃなと思って、面談を一旦
キャンセルをしたんですね。その後、証拠などを集めて、再度7月に
相談をしました。その後に、そのとき令和2年5月頃に、病院関係者
Gが部会記録、朝会議の記録を廃棄するように命令を出したんですけ
れども、それを見ていたので、もしかしたら重要な資料が廃棄される
かもしれないと思い、8月に入手しました。8月9日は当直でして、
役職会議議事録を入手しようと、夜間、ライナック室の鍵を開けて入
り、鍵の掛かってない引き出しの中で役職会議議事録を見付けたので、
それをコピーしまして、そのときに技師長がよく使う誰でも使えるパ
ソコンの中に、令和2年2月12日にダウンロードされた「労災統合」
っていうファイル名で、平成23年労災認定基準のファイルが、令和
2年2月12日付けでダウンロードされていたんですね。それを見た
ときに、あれ、令和2年2月12日にこの労災認定基準がダウンロー
ドされているということは、令和2年2月7日の相談メールの内容が、
病院関係者RからGに漏れた可能性があるというふうに感付き、その
情報が漏れているのだとしたら、令和2年5月の朝会議議事録の削除
命令は証拠隠蔽だと感じたため、消されるおそれのあった指導記録を
8月9日に優先的に入手したという形になります。
この指導記録のデータなんですかね。データをダウンロードしたということ
- 5 1
-
本人調書 54 / 62
ですかね。
はい。データは、2階の放射線部のCTの端末、パソコンにローカル
で入ってて、それをコピーしました。
このデータのそのもの自体は、今あなたのお手元にあるんですかね。
あります。
それは提出はできますか。しようと思えばですけど。
しようと思えば、できます。
同じ甲第4号証の4ページなんですけれども、その下に、原告とか病院関係
者」というメッセージのやり取りを示した図5というのがあると思うんです
けれども、この図5というのは、何でやり取りをしたものになるんですかね。
Slackです。
アプリのSlackですか。
はい。
これのスクリーンショットを取って、それを保存してたということなんです
かね。
はい、そうです。
それも、出そうと思えば出せるということですかね。
出せるかどうか分からないですけど。直接データが出せるかどうかは
分かんないです、こっちは。
当時、そのSlackで会話をしたものということですかね。
はい。
甲第23号証を示す
例えば、4ページを示してください。超過勤務表のデータになるんですけれ
ども、これは今も被告病院に残っているんですかね。
被告病院には残ってますが、パスワードを掛けてから出てきたので、
被告病院では開けないと思います。
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本人調書 55 / 62
パスワードを掛けた理由というのは、何かありますか。
当時から既にこの訴訟のことを警戒しており、被告病院が改ざんをし
て証拠として提出するのを恐れたためです。
あなたがダウンロードしたものと同じものを提出されてるという理解でいい
ですかね。
はい、そうです。
また別の話なんですけれども。CTの64列の機械の作業について、もう一
度お尋ねしたいんですけれども、もう一度簡単に、どういう作業が必要なの
か、一連の流れを言っていただけますか。
まずは患者を呼び込んで、受診ファイルというものをもらい、ファイ
ルのバーコードを読み込んで、患者データをCT本体に送信します。
それから患者さんに着替えの説明をするんですが、女性でしたり身な
りのいい女性の場合は着替えを提案するんですけれども、男性だった
り老人だったりした場合には、ズボンのベルトなどが障害になるだけ
なので、ズボンを下げるだけで簡単に検査できますよというような感
じで案内をして、多くの方はそれに応じてくださるので、それで時間
短縮をしながら、すぐに検査台に移動してもらい寝てもらって、寝台
を所定の位置まで移動させます。そしたら、呼吸の説明ですとかそう
いった説明をした後に退室して、機械のほうのセッティングをします。
装置のほうで、どのプランを使って何キロボルト何ミリアンペア何秒
撮影だとかというような設定をして、それで撮影をします。撮影をす
るときに、CT装置の管球が回り始めるのに10秒ぐらい掛かるんで
すけど、その10秒ぐらいの間に画像処理をやって、その間、患者か
ら目が離れるんですが、危険だとは思っていましたが、そうせざるを
得ず、画像処理をしたり、前の方の処理をしたり、これは1人でやる
場合ですけど。画像処理をしたりして、10秒後にレディーのボタン
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-
本人調書 56 / 62
が光ったらボタンを押して、1度目の撮影をします。1度目の撮影が
終わったら、またプランを立てて撮影範囲の確定をして本撮影になる
んですが、また本撮影の際も、管球がレディー状態になるまで十数秒
掛かるので、またそこでも画像処理をして、そこの際に患者さんから
また目を離して処理をして、またレディーになったら押して撮影をし
て、終わったらCT室に入って、患者さんにお疲れ様でしたって言っ
て台から下ろして、次の検査室の案内をして、例えば着替えの必要な
方だったりすれば、その着替えてる間にも画像処理をして、次の患者
が誰なのかとか、その次の次と次ぐらいまでは計画を立てて、あと何.
分あるから、ここに緊急が1件挟めるなとか、そういったことを考え
ながらやっています。
そうすると、JさんがサポートされてるときにJさんにやってもらって
いたのは、画像処理のところだけなんですかね。
いつ頃の話でしょうか。
27年1月より前の段階の話なんですが、Bさんに手伝ってもらったときと
いうのは、画像処理のところを手伝ってもらっただけなんですかね。
そうですね。基本的には画像処理のところを担当していました。
Bさんが抜けたことによって、画像処理をしてもらってる間、ほかのことが
できたり、患者さんのことを見たりできてたところ、画像処理をしなくちゃ
いけなくなったので、身体的にもしんどくなったと。そういう理解でいいで
すかね。
そうですね。身体的にもしんどかったですし、医療安全という面でも、
患者からどうしても目を離さなければいけない時間が増えるという意
味で、リスクもある行為だなと感じながらやってました。
確認なんですけれども、平成25年、26年の間に撮影者の名前を変えると
いうことを指示されたことについて、実際にしていた26年よりも後の27
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本人調書 57 / 62
年の段階でも、心理的にもあれはよくないことだったなと考えていて、負荷
を覚えていたと。そういうことなんですかね。
そうです。
裁判長
まず、医療関係者Aさんのパワハラと主張されているところなんですけど、
お話によると、ミスを契機にそういうふうにひどく叱責されたりということ
があったということなんですけど。原告の原告Xだけじゃなくて、ほかの
方もそうだったということでいいんですかね。
基本的には男性職員で、ミスの多かったCとかHは対象となっていま
したが、ミスの少なかったIに関しては男性でしたけれども、そうい
った厳しい指導は受けてなかったようです。
朝会議で、ミスの報告や謝罪をさせられたということなんですけど、これも
原告Xだけじゃなくて、ほかの方も同様だったということですかね。
はい。ほかの方も同様で、特に病院関係者Oは、証言にもありますと
おり、言っていたと僕も記憶しています。
ミスを朝会議で報告するというのは、ほかの人の参考にしてミスの再発防止
につなげるとか、そういう目的で行われたわけじゃないんですかね。
はい。ミスの報告自体は、そのような目的だったと思うのですが、そ
の部署の信頼を傷付けて申し訳ございませんでしたという謝罪とかそ
ういった部分は、また別途求められてたので。その事案の共有自体は、
有意義なことだと私も感じています。
謝罪というのは、Aさんから謝罪しろってその場で言われるんですか。
その場ではなくて、指導を受けた前日に、ちゃんとみんなに謝っとけ
よというような形で言われます。
医療安全管理部のほうに、パワハラを受けているんですということを言うた
めには、Aさんにそれをまず言わないといけないので、誰も言えなかったん
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本人調書 58 / 62
だというお話が主尋問のときにあったと思うんですけど。これは、Aさんの
原告Xが主張されているパワハラと言われる行為については、同じ部署に
おられた人たちは、上にというか、そういう相談窓口に誰も言った人はいな
いということなんですかね。
そうですね。誰も相談窓口に言った人はいないということですね。
午前中のW氏のお話で、お一人誰かAさんのことで申告してきた、相談
してきた例があったというふうにお話はされてましたけれども、それは余り
誰だということは、原告Xのほうでは想定はできないですか。
病院関係者Eのことだと思います。
その方は、できたということですか。
その人は、病院関係者Aを通さずに、直接当時のマネージャーに相談
しています。
その1例だけということでいいんですかね。
そのときに時期をほぼ同じくして、私も技師長を通さずにマネージャ
ーにパワハラの相談をしているので、通報自体は2例なんですけど、
私の通報記録が残ってなくて、ほぼ時期が同時だったので、一つの事
案として全体の聞き取り調査が行われているというような形になりま
す。
そのときに原告Xがされたのは、Aさんについてということなんですかね。
Eさんじゃなくて。
私がそのときマネージャーに報告したのは、Eさんについてです。
あと、CTの撮影件数の関係で確認したいんですけれども、緊急でオーダー
が入ることもあるので、ある程度空きを作っておかないとというお話だった
んですけれども、緊急で来たオーダーというのは、基本的には断らずに、そ
のまま受けるということになるんですかね。
基本的には、断ったことはないです。
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かなり予定されてたCTの予約が多くても、緊急が入ったから、その緊急の
オーダーにも対応したというときに、既に入っている予約も全部こなすとい
うことですかね。
はい。予約は、基本全部こなして、緊急を、なのでさばききれないと
きは16列CTに、ちょっと緊急この人お願いしますというような形
で、病院関係者Bに頼むというような形です。
対応できないときに16列CTのほうでやってもらうという話だったんです
けど、64列CTにするのか16列CTにするのかというのは、その技師さ
んのほうで振り分けるということができるということなんですかね。
基本的にはできないです。それは、そのオーダーした先生に許可を
取らないと、できないです。16列CTのほうが画質が悪いので、画
質が悪くなってしまうんですけれども、こっちで撮れば何分待ちです
けれども、64列CTにこだわられるのであれば30分から1時間待
ちますけど、どうされますかというような形で主治医に確認を取って、
すぐできるほうでいいよって言ってもらえれば、16列CTでやりま
すし。いや、きれいな画像で、ちょっと怪しいから診断が付けたいと
言われれば、ちょっと待ってもらいますねという形にはなってきます。
医師に確認の上ということですね。
はい。
それから、平成28年6月にクリニックで統合失調症というふうな確定診断
が付いて、すぐにAさんに報告したということでよろしいですかね。
はい。すぐに報告しました。
これは、報告したのは何を目的にというか、どうして報告したんですかね。
診断を受けたので、業務継続が困難になるのではないか。できればC
T担当者を代わってほしいという思いもあって、報告しました。
業務をこのまま続けてていいのかということを念頭に置きながらということ
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でいいんですかね。
そうですね、はい。
確定診断を受けたときに、仕事を続けていいかどうかということは、お医者
さんのほうからは、特に何もなかったということでいいんですかね。
そのときは、業務継続について、特に主治医からは指示は受けており
ません。
それで、Aさんに報告したところ、上にばれたら首だからなというようなこ
とを言われて、もうAさん以外には言わなくなったということですか。
はい、そうです。そのときに、これは俺とおまえの2人だけの秘密だ
からなとも言われたので、その後一切誰にも病院関係者Aの許可が出
るまで言わなかったという形になります。
令和2年2月7日の時点で、Rさんに労災請求するっていうことで相談して、
そのときに統合失調症と診断されたんだということは報告されたということ
でいいですよね。
はい。メールの内容のとおりです。
平成28年6月に、Aさんにそういうふうにばれたら首だというふうに言わ
れて、もうほかには言わないというふうにされてたところを、令和2年2月
の段階では、Rさんのほうに相談して統合失調症だというふうに言った。そ
ういうふうに変わったのは、何でなんですかね。
当時もう体がかなりしんどくて業務継続が厳しくなっていたので、そ
れで何か大きな重大事故とかがあってからではいけないので、正直に
報告したほうがいいかなと思って、報告しました。
あと、労災請求もするつもりだということを、このとき言われたということ
ですかね。
はい、そうです。
それと、何か関係はあるんですかね。労災請求しようと思ったことと、労災
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請求するということなので、何か病気にかかったということを言わなきゃい
けないので、言ってる、申告してるという理解でいいですか。
それもあります。
それで、令和2年9月23日に、W氏とですかね。相談して、当直がで
きないってなるとパートになるのか気になったというお話があったんですけ
ど、これはどういうふうに言われたんですか。回答として、当直できなけれ
ばパート扱いにせざるを得ないですねということだったんですかね。
いや。職員課としては、当直ができないからパートというような運用
ではありませんというような回答を、職員課としての立場では言われ
ましたが、現場ではずっと、当直ができなければ正社員ではないとい
うふうに、技師長から聞いていました。
当直勤務は続けられていたということですかね。令和2年。
はい。当直は続けていました。
それで、コロナの感染が拡大していったときに、感染リスクが医療従事者の
方はあったと思うんですけれども、先ほど放射線部のほうでは、全員の感染
リスクが平等になるように対応していたということなんですけれども、これ
は誰が決めた方針だったんですかね。
病院関係者Gが決めた方針です。
なので、同じように勤務していたという理解でいいですかね。
はい。ほかの方と同様の勤務をしていました。
令和3年2月、3月ぐらいに病気が悪化したという御主張があるんですけれ
ども、悪化したことについて、病院で何かそういうふうに非常に悪くなった
んだというようなことは、訴えられたんですかね。
病院で体調が悪くなったというようなことは特段訴えてはいないんで
すが、3月の有休ですね。令和2年の間ずっとなんですけれども、朝
起きれないみたいなことがあって、午前体が動かないんで休ませてく
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ださい、有休使いたいですって、突然朝に電話をして休ませてもらう
ということが、月に2回ぐらいの頻度でずっと令和2年の間あったん
ですが。それが3月に5回ぐらいに増えてるというのは、実際にはあ
るんですが。特段しんどいですとかは、主張はしてないです。
裁判官長船
話が戻るんですけど、平成27年当時、あなたとしては64列のCTで忙し
かったけれども、病院関係者HやJやQは、特に助けてくれなかったという
ことをお話しされたと思うんですけど、それはそれでいいですかね。
はい。JやQやHは、16列CTのサポートはしていたんですけれど
も、64列CTのサポートはしていませんでした。
サポートしてくれなかった理由とかというのは、何かあるんですかね。
慢性的な部署の人数不足だと思います。
彼らも忙しかったからということになるんですかね。
はい。彼らも、ほかの業務を基本的にやっていて、私がさばけないも
のだけを突発的に16列CTでさばいていたというような形なので、
基本的には、ほかの業務に当たっています。
以 上
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